あなたの真っ直ぐな瞳が見上げる先に、綺麗な未来があるのかな。温もりに浸る今に縋るように、あなたの手を握る。あなたの目指すものが、いつまでも美しくあるように。

小指の先ほどの幸福で僕らは空を飛べた
つつまれる
もっとずっと煌めいて
見つめた銀河系
飲み干す惑星
おちてきてほうき星
小指をつないで夢を見た

両腕広げて全部ぜんぶ受け止める、そんなあなたの背中をわたしはずっと見てきたの。どんなことがあったってあなたは諦めない。強気な横顔が歪む時には、わたしが横で手を引いて、笑って頷いてあげるからね。そうして二人、世界を創ろう。

愛しいと感じる心に制約なんていらない
きらめきに消える
ミルク色の明日まで
とびはねて反転
君はいつだってうさぎの目をして光って、それでも空は遠いまま
ほらねお芝居
知らないこと全部ペガサスに聞いて
ありもしないのに
素肌にスピカ
薬指ひっぱってあげる
地球くらい簡単にひっくり返してあげるから、だから君は弱虫のままでいいんだよ
君も誰かのクラムボン
ライナスだって眠る夜
ゆれてる
僕の世界はほとんど君で構築されているんだよ。震える指で背中を撫でて。もっとずっと鮮やかに。
彗星旅行キャンセル待ち
善き羊飼いの魔法のステッキ
そんなふうに秩序は消えて、それでも星の青さは変わらない
ステラシアタにとける
おやすみエトワール

もしかしたらって気はしてた
あなたの傘になるためのカンタータ
現実世界の迷子星
そして白い鳩になった

背の高いあなたが屈むとき。唇が触れるとき。そのとき世界はいちばん優しくなる。不思議ね。私が背伸びするよりずっと簡単。

つまり彗星
きらっと光って堕天
シルクハットの快楽をあなたは知らない
言葉がなくても争う
愛も涙も世界も全部指先にぶら下がる。カミサマって単純。
寝転ぶ週末
咳をすればちかちか
ほらね、生きてる
ピンク色の可愛い女の子になりたい
わたしの指先が光って魔法みたいなビームであなたの敵をみんなやっつけられたらいいのにね
爪先立ちで公転
舞い上がるだけの恋

てんで可笑しい
ティースプーン一杯分の愛で十分なのです
君を夜空に見つけた3月
それが全て君を構成するもの
まどろみたい
片手間でいい愛してよ