世界が僕らを拒んだら、君の手を取り逃げ出そう
その腕で潰れるくらい強く抱き締めていて
天秤が君のほうへ傾いた
いつか君を愛する人が僕から君を奪っても、僕はきっと君の事が忘れられない
この手を離さずにいられたら
佇む君の背中を見ていた
他に何も要らないから、愛してるとだけ言って下さい
苦しい程抱き締めて私をどうかあなたのものに
邪な思いを孕んだ瞳で私を見つめて離さないで
もうすぐ、君の居ない世界がやって来るんだ

五感で感じるよりももっと強く
曇り空に映されていたのは
凍りついた世界から何を願ったの?
いつになれば、私は、貴方は、
手に入らないなら、壊してしまおうか
紫の空の下、世界の寝息を聞いた
目も眩むようなモノクローム
ちっぽけな勇気を手に、どこまで進めるだろう
擦り切れた心の軋む音がした
どうしても愛してくれないのならば
夕焼けの中、君と交わした約束は

いつか世界が終わるまで
嘘を吐いて私を騙し続けて下さい
僕は失くしてしまったんだ
背伸びをしたって届かない事くらい知ってた
世界の果てまであと少し
これ以上一緒に居られないならば
私の心はあなたのもの
僕から離れるなんて許さない
おざなりの言葉を吐息と共に

もし僕が神様なら、君を泣かせたりはしないのに
一歩目は手を繋いで
君と駆け抜けた星の中
狂気に満ちたその眼で
甘い声で誘われる
純潔サクリファイス
君が死ぬ夢を見た
僕が死ぬ夢を願う

自虐的利己主義
破滅的モノクローム
精一杯の努力「あなたに好かれますように」
この愛は永遠の時を刻む
いつだってどこまでだって追いかけよう
愛しい君
あなたと私と世界の違い
神様、どうか僕らを助けて
別れの前触れ
都会じゃ星が見えないよ

失くす事を恐れないで
君の香りもその声もすべて
昔話をしようよ
涙目のあの日
もし例え離れ離れになっても
林檎の様に赤く
地位や名誉なんて
簡単で単純で残酷
決して交わらない君と僕の平行線
見えないけれど確かに
流れている時間

昨日の僕らが得たものと失ったもの
永遠を探しに行こう
来年も再来年もこの先ずっと
犠牲になったのは僕らの幼い夢
夢中になればなるほど
卑怯な手で触れないで
時として嘘は真実になり得る
残り香に混じった知らない匂い
明日が来るという事
潰える夢だと知っても

君が居ない世界で永遠なんて望まない
衰弱していくその想いが悲しいですか
明日になったら君はもう
君の頬が染まる時
罪を紡ぐ唇をルージュで飾って
世界を焼き尽くす夕陽
地面に焦がれた粉雪
天使が泣いた
思い出を燃やして塗り潰して
君は震えながら泣いていた
神様の悲しみの雫
君の睫毛を震わせた涙
儚く割れた硝子の靴

貴方をまた思い出せるように
苦しみだけを覚えて
些細な熱さえ懐かしくて
幸せを絡めた指先
この先ずっと、後悔なんてしない
逃げ出す準備は出来ている?
ほんの少しの勇気をあげる
君の見るもの全て潰してしまえれば
悲しい言葉はもう終わり
涙を拭いたら僕を見て
こんなにも君の事を愛しているのだと

愛してるなんて言わないで(騙されてみたくなるから)
行き過ぎた愛に溺れてしまいそう
ずっとずっとずっとだいすき
殺して下さいこの愛ごと君の手で
君の手が、目が、声が、私を深く侵して、犯して
僕はどこまで君を愛せるかな
そうして僕らは君を失った
今は変わってしまった景色
星空メランコリー
君の元へと手を伸ばす
暗闇の中を行きつ戻りつ
初めて合鍵を貰ったあの日
分かって欲しい訳じゃない
ただ突き放されるのが怖くて
僕は君だけのヒーロー
ぽっかりと穴の開いてしまった僕らの日々
靴を落とし忘れたシンデレラ

忘れてだなんて残酷なこと言わないで
愛の深さを思い知れば良い
爪を噛むその癖も
君の泣いた空
目の前に広がる鮮やかな世界
君は僕だけ見てればいい
夕陽に焼かれる夢を見た
赤い視界と黒い影と君の後姿
もう二度と、秋なんて来なければいい
季節の名残を揺らした風を追う
あの日のキミが見ていた空
あなたの瞳に囚われたい
私は悲しくて仕方が無いのです

向日葵のあった景色
ラインマーカーでなぞった言葉の羅列
さようなら太陽
苺ミルクと春の風
桜の向こう

いつまでも友だちでいようね
誰か私を助ける事もできないの?
早く早く早く触れたい
痛々しいほどの愛と抱擁
ハローハロー、世界は今日も綺麗ですか?
薔薇の根元に触れる指
「神様は私たちのことが嫌いなんだよ」
何に縋りたくて泣いているの
そうでもしないと生きていけないから
嫌いになんてなれないよ
悲しまないで。
悲しませないで。
例えばこれが運命だとしたら
境界線を踏みつけた
君の記憶から僕だけ消してしまえたら
2分の1の完全体

あの日、俺の世界の全てはあなたで
逃げるのはもう諦めなよ
「僕が君なら、彼女を泣かせたりしないのに」
何を言っても手遅れ
進めない私を迎えに来てよ
あなたが俺を嫌わないでいてくれるのであれば
その鋭い眼差しが頭から離れない
悲劇のヒーローに祝杯を
もし僕が僕でなければ、君を助けてあげられるのに
泣いてほしくなかった
夢を描いたみたいな空に
逢いたい気持ちに雨が降る
恋なんていらない。

いつか空が落ちる日が来ても
貴方の傍に居る為に
幼い僕らの三年後
神様、僕らの夢を消さないで
いつか僕らが大人になって、この日を懐かしむ日が来ても
広がる赤はあの日の嘘の色に、とてもよく似ていた
もう戻れないあの日々が
此処で過ごした数年間
これであなたが幸せになるのなら
君はただ月を見上げていた
役立たずでごめんなさい
指先が紡ぐのは意味の無い記号ばかり
君の為にしてあげられること
嘘つきが零した真実
哀しい気持ちがつもりつもって
一度だけ、名前を呼んでくれませんか
秘密の箱庭で育まれたのは消えたはずの愛

じっとしてると蒸発しそう
今だけ俺のもので居てくれないか
君が目を覚ましたら、どう言い訳しようか
我が儘姫の涙
浮かんだ言葉を一つにしたら
溺愛盲目ヴィンテージ
飛んで行けそうな気がするよ
世界の終わりが来ても離したりしない

ありがとうじゃ優しすぎて、さようならじゃ切なすぎた
愛を紡いだ唇も、そういえば、紅いあかい、
こっちむいてもっと抱いてキスをして
恋でも愛でも、ありふれすぎているでしょう
あなたがいれば、約束はいらない
愛を教えて下さい
少しでも寄り添いたい
伝わるといいな
チャイムの音なんか聞かないで
愛の鞭を捧げます
ずっと一緒にいられれば、それで
触れなくてもわかっていたよ