次会ったときは笑えればいいね
元気ですか。今でも忘れていませんか。
想いの全てで君を守ろう
もう少しだけ時間をください
どうせ私は貴方の傍には居られない
とらわれたのはだれ?
ひとつの約束もしてやれない
罰と償い
やらなきゃやられる
いくら後悔したってもう
名前を呼ぶ事すら許されない
君が幸せであるということ
こんな風に曇った朝は
あの暑い日の影法師
もう二度と出逢いませんように

今の私が出来る事
君を探しているんだよ
いつか必ず見つけるよ
貴方だけが欲しくて、思う心は苦しくて
運命に立ち向かう勇気も無いのなら
君は今泣いているんだろう?
なんだかね、人を愛せる気がしないんだ
君が居て、僕が居て、確かにそれが世界なら、怖がる事なんて何一つ無いと思えたんだ
再び逢える日が来れば
世界の終わりを夢見た事がありますか
私はそうしてたったひとりになってゆくの
今となってはもうわからないこと
それでも抱いてくれますか
残された者の嘆きの唄
往く旅人を見送った
気休めの響き
愛を失くしたメガロポリス
引き金を引いて、破裂音に涙声を混ぜて
あなたの心の内側まで全て
百年待てば叶うかな

あの暑い夏、青の彼方
祈りのように頬を伝った涙が今頃僕を苦しめる
永遠に失われた僕らの居場所
あんまり空が青いから あんまり君が笑うから
今でも思い出される鮮烈な赤
置いて行かないで
君が居ない事の意味を今更思い知るんだ
泣きそうになるから、会いたいなんて言わないで
いいんだよ、僕らはこのままで
嘘ばかりの私の舌が紡ぐもの
何故もっと早く出逢う事が出来なかったのか
色の欠けた世界で僕が見たもの
上手く笑えなくなったピエロ
君の心の中で爛れた本音
目を逸らすなんて許さない
僕は、たった今この瞬間、この世で一番臆病で、くだらない存在になる

だって僕らを繋ぐのに、これではあまりに儚すぎる
結局死ぬほど後悔するのはきっと自分のほう
そうして愛おしさに目を閉じる
こんなもので私が彼を繋ぎとめる事が出来るなんて
先に耐え切れなくなったのは僕
君に素敵な罪をあげる
それが俺の為の笑顔じゃないと思うと
向日葵が終わる時
あなたの隣で私は熱にうなされる
僕が思った以上に、世界は僕らに優しかった
やがて空色が僕らを塗り潰して、僕らの体は消えてゆく

秋の真っ赤な悲劇
愛し合う二人はどこまでも対極
ほんの少しの後悔すら僕には残っていないんだ
君を一日支配できる権利
心まで透明になって消えてゆきそうなほど
私を狂わせて
夕陽に翳して燃やしてしまおう
勇気を出して君までダイブ
愛は生き埋め
水の中に沈んでゆくような息苦しさ
きみを救うための聖なる剣
あのコだけを見ているあなたに恋をした
雨が降ってくれればいい(泣いているだなんて気づかれるわけにはいかない)
時の流れを止めて永遠に君を抱きしめていられたら
忘れ去られた小指
宇宙を箱詰め
いつか殺してしまう君へ
いつか忘れてしまう君へ
いつか消えてしまう僕は

あの子に「さよなら」って言ってきてよ
眠気覚ましに私を抱いて
甘ったるい欲望
そんな退屈をください
私たちの日常を潰せるものはもう何もない
蹴り飛ばしたいほど退屈
さあ、世界にキスをして
別れ際のあなたの顔が見たくなくて
そうやって僕のすること全てを無駄にしてゆくんですね
あの日に見せる勇気がなかった涙
僕はきっと君を消してしまうよ
殺したのは嗚咽だけじゃない
いつか僕は君を置き去りにする
君はそれでもいつも笑って僕を見るから
さよならを忘れそうになってしまう
僕の心臓と君の瞳と空の赤
俺のこの感情が、目の前に差し出されたこの恋愛というモノと、果たして釣り合えるのかどうか
ほんの僅かでも崩れてしまったら、もう元には戻せない
明日こそ、君に優しく出来るように
今度こそ、君に素敵な未来を見せてあげられるように

僕の存在は所詮その程度のもの
緩る緩ると、けれど確実に、日々は過ぎゆく
君と僕の繋がりは、そんなものでは壊せない
そんな弱さを持ち寄って
君の心を傷付けた僕への裁き
今すぐ君に会いたいよ、なんて
似たような痛みを背負う僕ら
明日も百年後も永遠も、僕らにとっては同じようなもの
気付けば君があんまり優しく微笑むものだから
絵空事だとあなたは笑う
靴の音と重い鞄と笑い声
小さな僕らはそれでも生きていたくて
陳腐な言葉ごとゴミ箱へ
てのひらが冷たいよ、きみがいないと
濃艶な薔薇に口付け
ぬくもりが恋しくて、空が遠くて
反抗と白い月
迷惑と黒い夜
優柔な僕は今また君を傷付けた

迷路の中で二人
胸の奥には
ごめんね、君には見せてあげられないや
涙はそっと仕舞っておくよ
いつか、二人が離れる日まで
いつにない優しい声で僕を溶かして
きみのためのぼく
差し出す小指は未来に向けて
春よさようなら
次に逢うときはきっと
あなたの吐いた悲しい嘘を、私は黙って見逃した
数々の罪は優しく許してあげるから
問題は君にあるわけじゃなくて
指輪の色は覚えていないけれど
夜と君
利己心と恋心
誰かのなきごえ
小指と雨と思い出
もし此処が、君のための天国なら
もし此処が、僕のための地獄なら
もし此処が、二人のための世界なら

僕の手の届く範囲
この上なくくだらない日常が僕等の存在理由
吸い込んだ空気が行き場を無くした(だって君が笑うから)
アイスと風と明日のテスト、それが僕たちの世界の全て
擦りむいたとこが疼くのは、君の笑顔がくすぐったいから
みっつ数えて風に乗れ!(赤い模様の紙ヒコーキ)
熱くなった頬も、シューって冷ましてしまいたい
ぽっけの中のとけたキャンディ
目を閉じて、心を合わせて、いちにのさん
君の屁理屈が愛しくて(私にとっては君が教科書)
放課後の簡易ジェットコースター(安全面に問題アリ)
いま肺を満たすのは消えないきみの残像
走り続ける背中。ぼくらのあつい夏。
美しくなくていい。変わらないでいてほしい。

幾重もの想いと、これからのこと
睫毛を濡らすきみの残響
後悔は驟雨の如く降り注ぐ 夏の気配が重すぎて息が苦しい
油断をすると溢れてしまう
どんな苦しみを越えればあなたに出会えますか
きみの笑顔で満たしてほしい
生涯を懸けた最後の我儘
自動販売機で買えるくらい手軽な想いなら
深夜3時の溶けたアイス
曲がり角の向こうからきみが歩いてこないかなってそんなことばかり考えて
残った力すべてで君を楽にしてあげる
いつか君の隣で微笑む夢を
もしも君が僕を見捨てないで居てくれるのならば
うんと遠い所へいつか君を連れてくよ
すべりだいときみのすりきず
さあ、泣きたい君を助けにいこうか

例えばもし本当に、永遠が存在するのなら
欺瞞は許されている
もっとうまく騙してみせてよ
破壊衝動の行方
赤いほっぺに孕んだ
子供と大人を繰り返す
だから僕等はいつだって自由
愛したがりの叫び声
星の涙はいつでも辛い
大地が崩れ落ちてしまうまで
愛のない唇同士が混じり合って溶けて
ほっぺに赤色
スキップより軽い視線
月夜に散らした花弁の色
ああそうかこれは日常なんかじゃない
僕らが全てを知るまであと何百年?

憎むべきは世界じゃない
君が本当に憎むべきは、あの日の弱い自分
貴方はそうして眩い夜を連れて来る
温もりに溶けてゆく私の漆黒
記憶と掌は嘘をつけなかった
振り向いても、ああそうか、君はいないんだった
冷え切ってしまった決心と火薬の匂いに目を伏せる
どうして俺はこんなにも
きっといつの日か、同じ地球の熱の上で
幼いキスは痛みへの決心
いつもここには、きみという永遠があった
「人肌は少しで構わない」
神様、これは喜劇のつもり?
ちっとも香らない紅茶
それでも世界は絶対的に、僕らを転がし続けるのだ

それは哀しいハルモニア
世界の細い息
それなら何故愛したの?
白い空気に翻ったあたしのスカート
色を愛した
この痛みと痺れが愛してるってことならば
いちにのさんで君を撃つ
指先に触れた熱すら夢だとしても
君の視線を捕らえる方法
不細工な想いの行く先は
掌の温度に苛ついた
いつだって俺だけが手探りで
空のような青が恨めしい
幸せな体が宙に浮く
マカロンに飾った恋心